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削除人よ、他人の人生に踏み入るな

たった今・・・・黄ばんだ数十枚の紙束を破り捨てた。
納めていた封筒ごと、ズタズタに破り捨てた。
その手で、今、PCをタイプしている。
動揺が収まらず、この数行を書き綴るだけで、何度もタイプミスを繰り返している。


このブログの冒頭に書いたように、私はこの数年間を疲労の中に埋もれて過ごしてきた。
逆らえぬ濁流に堕ちて以来、そこから抜け出す事よりも、その流水を浄化する事を目指してきた。
私が、そんな目標を掲げ、苦痛にもがきながらも泳ぎ続ける事ができたのは、この胸に抱(いだ)いた二つの希望のお陰だ。
その希望が浮き袋となって、私を支え助けてきた。
この浮き袋さえあれば、いつか、無駄になった年月を取り戻せると信じていた。
高齢の祖父を安堵させてやれると思っていた。
苦しい生活を送っている弟夫婦を助けてやれると思っていた。
だが、今、私の浮き袋は水底に沈んでしまっている。

私の希望とは、2ch打倒後、暖め続けてきた二つの事業を始める事だった。
その一つが、IT事業だ。
セカンドライフというものをご存知だろうか?
アメリカのリンデンラボ社が開発した3Dのバーチャル空間だ。
ユーザは、この世界に3Dキャラとなって参加し、現実で出来る事のほとんどをこなす事ができる。
それは単純なコミュニケーションから、仮装不動産の購入、他ユーザとの売買取引、自営業に至るまで多岐及ぶ。
稼いだマネーを現実の利益に還元し、巨万の富を得る事だって可能だ。

私がまだインターネットの事を良く知らなかった頃。私は、インターネットとは、このセカンドライフのような世界だと思っていた。
当時、TVで見た3Dのポストペットの存在が、私にそんなイメージを抱かせていたのだ。
だが、学生となって大学のPCからwebの波へと初めてダイブした時、その波の下に広がっていたのは、形ある竜宮城ではなく平面の画像によって構成された余りにも単純な世界だった。

「これなら、私が想像していた世界の方が面白いじゃないか・・・・」

ポストペットが成功したくらいだ。ならば、現実の世界をそのままweb上に3D世界として再現し、ユーザが生活やビジネスを送れるようにすれば面白いじゃないか・・・・。
そう思い付いた私は、想像を膨らませ、それを事業として展開する事を夢見ていた。

「2ch打倒が終わったら、ITの勉強を始めて、これを実現してみよう」

そのアイデアが、前述のセカンドライフという形で、既に実現している事を知ったのは数週間前の事だ。
2chに囚われ続けていた私は、愚かにも、コンビニエンスストアで何気に立ち読みした週刊誌を開くまで、既に自分のアイデアと同じものが作り出されている事も、それが成功を収めている事も知らなかった。
セカンドライフが開発されたのは2003年。
思い付いた時が、それよりも数年早くとも、実行するのが遅すぎた。
どうやら私のような凡人が思いつくアイデアは、時さえ経てば誰にでも思いつくらしい。
私は、2chの濁流を泳ぎ続ける内に、とっくの昔に大事な浮き袋を一つ失っていたのだ。


だが、それは数週間前の話だ。浮き袋を一つ失っても、私は今日のようなショックを受けはしなかった。
もう一つ、心に暖めていたアイデアが・・・浮き袋があったからだ。

車の免許を取って間もない学生時代。
まだカーブすら曲がるのが苦手だった私は、ドライブに出る度に、その白い車体に幾つもの黒く擦れた傷を負わせていた。
か弱い軽自動車が、半年も経たぬ内に、どこの戦場から帰って来たのかと思えるほど野性的な姿へと変貌していた。

時は既に21世紀だ。
なぜ、この時代になっても擦れば傷付き、当たればくぼみ、人を轢けば死なせてしまう車を作るのか?
なぜ、21世紀になっても、19世紀の車と同じ欠陥を有しているのか?
己の運転技術を棚に上げ、私は、自動車の未発展ぶりに憤慨した。

「今の時代の技術なら、そういう車だって作れて当然だろ!?」

そう思った時、私は机の上にあった方眼用紙にペンを立てていた。
常人ならば己の運転技術を向上させる為に努力する。だが私は少し変わっている。
図書館から借りてきた工学の本を横に積み重ね、私は自分のアイデアを用紙の上に形作ろうとした。
気づけば、十数枚の方眼用紙に手書きの図面が引かれ、それに汚い字で細かな解説を書き込んだルーズリーフが加わっていた。
どれほどの期間が掛かったかは覚えていない。いや、全体の期間は二年ほどだ。
ただ、書いたり書かなかったりを続けた為、実際に有した日数は覚えていない。
だが、大学の四年生の中頃には、「傷付かない・凹まない・死なせない」をテーマにした、新しい車体の図面と論文は出来上がっていた。

子供の頃から、興味の向いた事に想像をめぐらし、自分で研究するのが好きだった。
わざわざ図書館から資料まで持ち出し、より現実的なアイデアをノートの上に延々と書き連ねる作業が好きだった。
(その時の習性が、今ではプロパガンダ写真館の鑑定活動に役立っている)
TVゲームも、漫画もいらない。ノートとペンさえあれば、一日中楽しめる子供だった。
時おり、ノートの上に書き連ねたアイデアが、工作という形になって部屋の片隅に転がる事もあった。だが、ほとんどは趣味の範疇で終え、最後はノートと共にアイデアはゴミ箱へと捨てられるのが常だった。
大学を卒業した時、このアイデアだけは、ゴミ箱に捨てる気はなかった。
書類を整頓し、本気で特許を申請するつもりでいた。


書類の整頓を終えた数年前、特許について調べた。その時、特許を申請すれば、発案者の実名がweb上に公開されてしまう事を知った。
私はすぐさま、2chの削除依頼板に削除願いを出した。
卒業間際、2chがターゲットにした企業の関係者と間違われた私は、耐え難い被害を受けた。
彼らの手によって、私は詐欺師の関係者に仕立て上げられてしまっていた。
今も検索を行えば、中傷スレッドと共に私の実名がweb上から検出される有様だ。
実名が晒されているだけで、身元まで晒されている訳ではない。だが、スレッドに書き連ねられた手がかりをたどれば、私の身元を特定する事はたやすかった。
発案者としてweb上に名前を公開されれば、必ず、発案者が何者なのか実名を手がかりに検索を試みられる事だろう。
それは同時に、2chで詐欺師と流布された人物とアイデアの発案者が同一人物である事が、知られてしまうという事だ。
2chから私の実名を削除してもらわねば、私は事業を興す前に信用を失ってしまう事になる。

必死の嘆願にも関わらず、私の削除依頼は冷淡に却下された。
当時、削除人のリーダーを勤めていた削除○の冷たい返答を浴びた私は、2chが潰れるまで特許の申請を見合わせる事にした。
私は、申請する予定だった分厚い資料の束を大型封筒に納め、本棚の中にしまった。


それから数年経った今・・・・。
その資料の束は細切れとなって、私の部屋の床に散らばっている。
怒りと絶望感で、私の指は震え続けている。

先日、この動画をみた時、私は激しいショックを受けた。


バンパー部分で、完全に衝撃を吸収する・・・・。
そのアイデアは、まさに床に散らばっている紙片に描かれたものと同じだ。
どんな車にも設置できる“外付け式”のバンパーを考えていたという違いがあるものの、発想は同じだ。
バンパーだけでなく、エンジンの火災対策、パンク対策、接触傷対策・・・・他にも幾つか考えていた気がするが、一番、私が詳細に設計していたのはバンパーだ。
そのアイデアが、濁流の中を泳ぎ続ける為の、私に残された最後の浮き袋だった。
だが、その浮き袋は今、音を立てて破裂した。


思えば・・・・私の人生は、削除人・削除○の冷たい「却下」の一言によって狂い出した。
2ch被害を受けた時、特許申請の為に実名削除を依頼した時、就職活動の為に実名削除を嘆願した時、私に「却下」の言葉を浴びせてきたのは、常にあの男だった。
今は削除人を引退した“あの男”だ!!
あの男の一言によって、私は濁流に蹴落とされた。這い出そうと川岸につかまる度に、私は、あの男に濁流へと戻された!


削除○、見ているか・・・・!?
何ゆえに貴様が、私の人生に介入し、私の運命を狂わす権利を有するというのか!?

もしも、私が熱心な仏教徒ならば、現世の業となった己の前世を悔やもう。
もしも、私が敬虔なクリスチャンならば、これを神が与えたもうた試練として受け止めよう。
もしも、私が君子ならば、己自身のふがいなさを省みよう。

だが、私は無宗教家だ。君子ではなくただの凡人だ。
ゆえに、私は貴様を怨む。

削除○よ、思い知るがいい・・・!
貴様が無情の心を持って頭上に投げ捨てた石くれが、落下と共に貴様にいかなる運命をもたらすか、その身を以って思い知るがいい・・・!
お前が私にしたように、私も必ずいつの日か、同じ運命を貴様にもたらす事だろう!

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